夏に目立ちやすい「癜風(でんぷう)」をご存じですか?
2026年7月23日
暑くなると、お腹や胸、背中、首まわりなどに白っぽい斑点や薄い茶色の斑点が現れ、「日焼けムラかな?」「しみが増えたのかな?」と心配される方がいらっしゃいます。
その症状は「癜風(でんぷう)」かもしれません。
■ 癜風(でんぷう)とは?
癜風は、皮膚に常在するマラセチア属真菌(カビの一種)が増殖することで生じる皮膚疾患です。
胸や背中、首まわり、上腕など皮脂の分泌が多い部位に発症しやすく、白色や淡褐色のまだらな斑点として現れます。
多くの場合、痛みはなく、かゆみも軽度、またはほとんどありません。

■ なぜ夏に目立ちやすいの?
汗や皮脂の分泌が増える季節は、マラセチア属真菌が増殖しやすい環境となります。
そのため、春から夏にかけて症状が目立ちやすくなり、薄着になることで皮膚の変化に気付く方も増えます。
■ 日常生活で気をつけたいこと
・汗をかいた後はできるだけ早く洗い流す
・通気性の良い衣類を選ぶ
・皮膚を清潔に保つ
・過度な皮脂の蓄積を避ける
ただし、清潔にしていても発症することがあり、セルフケアだけでは改善しない場合があります。
■ 気になる症状がある方へ
癜風は適切な診断と治療によって改善が期待できます。
皮膚の色の変化が続く場合や、市販薬で改善しない場合は、早めに皮膚科へご相談ください。
当院でも診察を行っておりますので、お気軽にご相談ください。
