冬に増える「しもやけ」― 寒暖差や湿気が影響することがあります ―
2026年1月27日
寒い季節になると、手足の指先や耳などが赤紫色に腫れ、かゆみや痛みが出ることがあります。
これらは、寒さや寒暖差により皮膚の血流調節がうまくいかなくなることで起こる
「しもやけ(凍瘡)」の可能性があります。

しもやけは軽く見られがちですが、症状が長引いたり、繰り返したりすると、
皮膚に亀裂(あかぎれ)が生じたり、重症化した場合にはびらんや潰瘍に進展することもあります。
■ しもやけ(凍瘡)の原因とは?
しもやけは、寒冷刺激による血管の収縮と拡張が繰り返され、
皮膚の微小循環が障害されることで生じる炎症性の皮膚疾患です。
寒さに加え、湿気や皮膚の濡れも悪化要因の一つと考えられています。
水分や汗が蒸発する際の「気化熱」により、
皮膚温が下がることで症状が出やすくなることがあります。
■ 日常生活でできる対策
・手袋や靴下などで末端を冷やさない
・靴の蒸れに注意し、湿気をためない
・手洗い後などは水分を残さず拭き取る
・急に熱いお湯に触れず、ゆっくり温める
■ 受診をおすすめする場合
・市販薬で改善しない
・腫れや痛みが強い
・皮膚がめくれる、ジクジクしている
・毎年繰り返す
当院では、症状に応じた外用薬・内服薬の処方や、
日常生活でのセルフケアのアドバイスを行っております。
気になる症状がある方は、早めに皮膚科へご相談ください。
